皮膚の構造とヒアルロン酸。保水効果はどのように得られる?

皮膚の構造とヒアルロン酸。保水効果はどのように得られる?

人の皮膚が基本的にどのような構造をしていて、そこにヒアルロン酸はどう関わっている?

人間の肌は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。

それぞれの層の性質と、強力な保湿成分ヒアルロン酸との関係性を知れば、今後のスキンケア用品選びにも役立つこと請け合いです。

表皮

外界と接する表皮は厚さ約0.2ミリととても薄い膜ですが、外部からの異物の侵入や内部の水分の蒸散を防ぐという重要な役割を担っているのが特徴です。

その内層は、外側から角質(かくしつ)層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底(きてい)層の4つに分かれています。基底層で生まれた新しい細胞はだんだんと表面に押し上げられ、角質層まで上がってしばらくすると垢となって自然に剥がれ落ちます。これを肌のターンオーバーと呼びます。

ヒアルロン酸は、表皮部分には含まれていません。

スキンケア用品によってヒアルロン酸を補えば、表皮の一番外側の角質層の表面を覆い、肌の潤いをキープさせます。

真皮

厚さが約2ミリあり、肌組織の大部分を占めるのが真皮です。ヒアルロン酸がもともと存在するのはこの部分です。

真皮ではコラーゲンが網目状に張り巡らされ、その隙間をゼリー状のヒアルロン酸が満たしています。コラーゲンが鉄筋で、ヒアルロン酸がその間を埋めるコンクリートだとイメージするとわかりやすいかもしれません。

真皮内でコラーゲンやヒアルロン酸を作り出している線維芽細胞は、美肌作りに欠かせない細胞ですが、紫外線によるダメージや老化によって活性が衰えてしまいます。コラーゲンやヒアルロン酸の生成がスムーズにいかなくなると、乾燥が進んでバリア機能が衰え、シワやシミが目立つようになるのです。

皮下組織

人間の皮膚の中で一番奥に位置し、大部分が皮下脂肪で構成されている皮下組織は、表皮と真皮を支える土台部分です。

静脈や動脈が通っていて、皮膚全体に向けての栄養分や酸素の送り届けや、老廃物の運び出しが行われます。

もともと体内にあるはずのヒアルロン酸はいつごろから減少する?減少した分はどうやって補う?

ヒアルロン酸は、皮膚以外にも、眼球や関節液の中など、もともと人間の身体に存在しているものです。

ただし20代半ばからその生成能力が緩やかに衰えはじめ、40代に差し掛かると体内で不足しがちになり、そして40代後半になると急激に減少するようになります。

70歳になると、皮膚に含まれるヒアルロン酸量は、赤ちゃんの皮膚と比較すると1/5にまで減ってしまいます。

ヒアルロン酸といえば、1グラムあたり6リットルもの水分を保持できる抜群の保湿力の持ち主。不足すると、皮膚の潤いと弾力が失われ、シワ、たるみ、シミなど様々な老化現象が目立つようになります。

肌の乾燥に悩まされる前に、積極的にヒアルロン酸を摂取するように心掛けるといいでしょう。

体の内側からのヒアルロン酸補給

ヒアルロン酸は、オクラ、山芋、納豆などの粘り気のある食品のほか、フカヒレ、ウナギ、手羽先などの食材に含まれています。

ただし残念なことに体内への吸収率は高くはありません。分子量が大きく、熱に弱い性質があるからです。

食品だけでは補いきれない分は、サプリメントで摂取する方法があります。

身体への吸収率にこだわって、低分子化、またはナノ化されたヒアルロン酸が配合されているサプリを選ぶといいでしょう。

皮膚の外側からのヒアルロン酸補給

分子の小さいヒアルロン酸は吸収率が高いので優秀だと思われがちですが、スキンケア用品の場合は、必ずしもそうという訳ではありません。

分子の大きなヒアルロン酸は保水力に優れ、さらに水分の蒸散速度が遅いという特長があるので、肌の表面に留まって潤いのヴェールを張って保湿をして、乾燥や外的ストレスからガードしてくれます。

ヒアルロン酸配合の化粧水や美容液は多く市販されていますが、より効率よく肌に摂り入れるためには、高濃度のものを選ぶといいでしょう。

ヒアルロン酸を肌に取り入れるための有効な手段にはどのようなものがある?

ヒアルロン酸を肌に摂り入れる場合、経口摂取よりも、肌に直接アプローチする方法のほうが効率的です。

ヒアルロン酸が配合された化粧水、美容液、クリームなどで毎日丁寧にお手入れするのは基本中の基本。加えて、週23回集中ケアがおすすめです。

ヒアルロン酸の原液

ヒアルロン酸とは、もともと高純度に精製された無味無臭の白い粉末です。これを少量の水に溶かしたものが原液として市販されています。これを普段使っているスキンケア用品に少量に混ぜたり、目元や口元の上など気になるパーツに直接塗布したりすることによって、より高い保湿効果が期待できます。

ただし、ヒアルロン酸は粘度が高いのでべとついたり、付けた部分に白い粉が残ったりすることがあります。メイク直前の朝よりも、むしろ就寝前の使用がおすすめです。

ヒアルロン酸配合パック

パックをチョイスする時にこだわりたいのは、ヒアルロン酸の濃度と肌の隅々にまで行きわたること。

ミクロの針状に結晶化させた高濃度のヒアルロン酸が配合されたマイクロニードルであるダーマフィラーは、本来は浸透しにくい高分子のヒアルロン酸が角質層内部に入り込む特別な構造になっています。

就寝前に貼ればヒアルロン酸が溶け出し、一晩かけて潤い成分を肌に届けることができます。

この記事の関連商品

ヒアルロン酸マイクロニードル ダーマフィラー

詳しく見る

メルティング エッセンスマスク (温感フェイスマスク)

詳しく見る

桜白(ブライトニングマイクロニードル) (8枚入)

詳しく見る

桜白エッセンス(薬用美白保湿液)

詳しく見る

合わせて読みたい関連記事

pagetop